癌(がん)と宣告されたら

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陽を補うことで、がんに打ち勝つ。

漢方の世界では、身体の陰と陽のバランスを重視します。がんは強い陰による病気なため、漢方によって陽を補うようにしましょう。

 

まずは落ち着いて、冷静に現状確認を

医師から癌(がん)と宣告された時、多くの方は「頭の中が真っ白」になってしまうかも知れません。
事実として理解することを拒絶したい気持ちになり、さらに「癌(がん)=死」というイメージだけが頭にこびりついてしまい、塞ぎ込んでしまいたい衝動に駆られてしまう…。
そのように動揺をしていまいがちです。
それでもまずは落ち着いて、ご自分の身体がどういう状態なのかをきちんと理解するようにしましょう。
医師からの説明内容を理解し、不明な点があればどんどん質問しましょう。
そして癌(がん)をどう治療していくのかを、医師と相談していくようにしてください。
なお、漢方には、「即応補陽」という画期的なセルフ・メディケーション(自己治療)があり、患者さんご本人からもご家族からも喜ばれています。

 

治療方針を決める上で確認しておきたいこと

  • 癌(がん)の現状:大きさ、進行度、治療難度、転移など
  • 治療方法について:手術や化学療法や放射線療法など、それぞれについての治療法の詳細、成功率、リスクなど
  • 医師と病院について:治療実績、設備、他院の紹介、セカンドオピニオン、社会的復帰など
 

がん治療に「即応補陽」が必要な理由

よく知られたイソップ物語に、旅人のマントを脱がせる風とお日様の話があります。
さしずめ、現代医学の手術、抗がん剤、放射線によるがん治療は「風」と言えます。
一方、即応補陽は読んで字の如く、太陽の大いなる陽(気・エネルギー)を補う「お日様」です。

生命維持のための日常の食は、太陽エネルギーの間接的摂取で充分こと足りているのですが、甚だしい陰性病であるがんに対処するには、それ以外にも陽を補うことが必要になります。
ただし、現代医学には陰・陽の概念は無きに等しく、栄養より高次元の「補陽」という対処の方法を持ち合わせていません。
一方で、漢方には補陽の生薬が数多くあり、生きとし生けるものを生かしている太陽の大いなる陽(気・エネルギー)を、植物のみどりの色素から安定な状態で取り出し、摂取することが可能です。

 

末期がん・進行がんの対処法

QOLを高めるために、漢方にできること。

がんが進行していき、手術などによる治療が有効でない場合にも、諦めずに漢方をお試しください。
あなたの精神的なQOLを改善し、前向きに生きるきっかけとなるはずです。

 

末期がんでも漢方はあきらめない

末期がんになると、治療は消極的になり、痛みを緩和したり栄養補給を主としたりなどのケアに切り替わります。

これを保存的治療や緩和治療と言いますが、患者さんの本当の苦しみは完治するという望みがない、希望がない、手段がないという動揺や悲壮感が、免疫力を低下させ、生きようとする力を奪い、死期を一層早めてしまいます。

私たちは、末期がんの患者さんには、「諦めずに漢方治療で前向きに生きてみませんか」とお伝えしています。
末期がんと戦うためには、患者さんに望みを持っていただくことが、とても大切です。
もしかしたら自分には漢方が効くのかも、という期待と生きるための望みを持つだけでも、末期がんの患者さんの精神的なQOLが改善されます。
がんへの漢方治療には、治療効果や症例があるからこそ、患者さんに期待感と生きる希望を与えることができるのです。

漢方でがんが良くなる可能性は少なからずあります。
進行がんも自然に小さくなるケースを多く見てきました。
人が持っている生命力や自然治癒力を引き出し、がんの進行を止めてがんと共存したり延命できた実績もあります。
がん細胞の増殖を抑えることができなくても、一時的に食欲が出たり、倦怠感が軽快したりして、生きる希望を持つことができるだけでも意味はあるのです。
そして漢方治療により食欲が出て身体も楽になると、身辺の整理をする余裕も出てきます。

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