癌(がん)の再発を予防する
原因が残っているから、がんはまた発症する。
がんになったのは、身体に原因があるからです。
漢方では、その原因を根本的に解消することで、再発の予防を目指します。
がんが再発する理由
西洋治療ではがん細胞が確認できている部分だけに対しての治療を行いますが、元々、がんは全身に要因があったからこそ発症した病気です。
漢方治療では、がんそのものを攻撃したり切除したりするのではなく、その原因を解消することを目指します。
がんの原因
- 血液循環の低下
- 新陳代謝の低下
- 免疫力の低下
- 抗酸化力の低下
- 慢性炎症
- 栄養失調
- 老化
- ストレス
癌(がん)を予防する
がんの原因は、日常生活の中に潜んでいます。
がんには原因があり、その多くは日常生活の中にあります。
食事や運動などの生活スタイルを改善することで、がんになる確率を抑えるようにしましょう。
がんは予防できます
日本では、現在、死亡する人の3人に1人はがんが原因となっています。
がんは突然なるものではなく、多くは原因があります。そのため原因を取り除くことが予防につながるのです。
がんの大きな原因
- 食事や環境の中で「発がん性物質」を取り入れることによる遺伝子変異
- 本来備わっている「抗がん力」の低下
私たちは、呼吸している間に、DNAに異常を発生させたり身体の免疫力を低下させたりする「活性酸素」を絶えず作っています。
そして、活性酸素を除去する予防物質がある食品を摂取したり、身体の免疫力や抗酸化力を高めてあげたりすることでがんを予防することができます。
食生活と生活習慣で予防する
食事
食事の内容次第で、がんの発生を進めることも抑えることもあります。
近年の食事は欧米化が進み、動物性の脂や肉を多く摂取するようになりました。
これらはがんの発生率を高める物質を作ります。
逆に魚、豆類、野菜、果物(柑橘類は特に◎)はがんの発生を予防してくれるのです。
その他、発がん因子の摂取を控えるようにしましょう。
発がん因子を減らすために…
- アルコールの摂取を控える
- 塩分の取り過ぎに注意する
- 焦げた部分の食物を食べない
喫煙
肺がんの死亡者は増えており、タバコは発がん因子の3分の1を占める程の影響を及ぼしています。
タバコは発がん物質を直接摂取していると言っても過言ではなく、がんを発生しやすい身体にしてしまっています。
運動
体力に合う運動が新陳代謝を高め、がん予防に繋がります。
逆に過度な運動は活性酸素を多く発生させ、逆効果になってしまうことがあります。
翌日まで疲労感が残らない運動量を目安にしましょう。