漢方を、がん治療に活用するということ。
漢方を上手くがん治療に用いることで、患者さんの精神的・肉体的苦痛を取り除くことができます。
一言で「がん」と言っても、その部位や原因や進行度は人それぞれです。
私たちは、あなたにピッタリの「漢方を用いたがん治療」をご提案させていただきます。
漢方とは?
がんに限らず、漢方は症状に直接働きかけるというよりは、その病気が発症した原因となっている身体の不調を改善するために用いるものです。
がん治療においても、がん細胞を狙った成分を取り入れるのではなく、「陰と陽」など東洋医学的な指標による身体のバランスを整えることで、回復力や治癒力を高めます。
なお、特にがん治療においては、副作用の痛みを緩和すること、QOLを向上させること、再発を防止すること、最後まで元気に生きることなどを目的として漢方を取り入れる方がたくさんいらっしゃいます。
なお、もちろん病院での治療やお薬と併用することも可能です。
生命力の落ち込みを改善する
年を取っていくと生命力が落ちていき、具体的には新陳代謝や免疫力といった機能が低下します。
こういった状態を「未病」と言いますが、現在の日本は長寿社会なため年を取って未病になっている方が増えています。
そして、やがてがんなどの病気として症状が出てくることになり、お薬を飲むとさらに身体が弱るという悪循環を繰り返していくことになります。
こういった状況を改善するためには、身体が元々持っている生命力を持ち上げるしかありません。
例えば風邪を引きやすい方や、一度風邪を引くとなかなか治らない方などは、生命力が落ちている可能性が高いため、早めに漢方で改善するようにしましょう。
クリニックでの診療・処方と、薬局での相談・販売
クリニックと薬局、どちらも漢方に特化していますが、クリニックには医師がおりますので、がんについてしっかりと東洋医学的な診断をして欲しいという方には、クリニックがお勧めです。
もちろん漢方もオーダーメイドで一人ひとりに合ったものを処方しています。
一方で、まずは気軽に漢方を試してみたい方や、健康食品やお茶などで漢方を取り入れたいという方は、薬局でご相談ください。
診療の流れ
東洋医学による、がん治療。
西洋医学と東洋医学は全くの別物です。
私たちは西洋医学を否定してはいませんので、双方の良い所を上手く取り入れながら、納得のいく、そして負担の少ないがん治療を進めていっていただければと思います。
ご予約(完全予約制)
まずはお電話で、診療時間のご予約をお願いいたします。
視診、問診
患者さんの歩き方や話し方、そして普段の生活スタイルなど、あらゆる情報を元に、診察を行っていきます。
脈診、腹診、舌診
東洋医学ならではの、脈やお腹や舌の診察です。
ただ患部の様子を確認するのではなく、身体そのものの状態を見極めるためには欠かせない要素です。
診断結果のご説明
患者さんの身体が今どのような状態にあり、改善していくためには何が必要なのかをお話しします。
漢方の処方
患者さんの身体の状態によって、最適な漢方の種類は変わります。当クリニックでは、細かく成分を調整しながら、一人ひとりにピッタリの漢方を処方しています。